大学長距離界に驚異のニューカマーが現れた。男子5000メートルで、東京国際大の新留学生リチャード・エティーリ(1年=ケニア出身)が大会新記録となる13分00秒17をマークし、実業団選手らを圧倒して1位となった。

これは東京国際大の先輩、イェゴン・ヴィンセントが持っていた日本学生記録13分15秒15を大幅に更新する大記録。また、大迫傑が2015年に記録した13分8秒40よりも8秒以上も速い。

エティーリは4月22日の日体大記録会で1万メートルを走り、こちらも27分6秒88の日本学生新記録を樹立したばかり(※日本記録は相沢晃の27分18秒75)。早くも2種目において日本で最も速い選手となっている。

これにはファンも衝撃を受けており、SNS上には「エティーリやばい」「笑うしかない」「エグい」などという言葉が並んでいる。

今年度は箱根駅伝が100回目を迎えるが、それに向けて史上最強の留学生が現れた。