陸上の日本選手権が今日6月1日、大阪・長居ヤンマースタジアムで開幕する。同大会は8月の世界選手権(ブダペスト)の選考を兼ねており、4日間にわたって熱戦が繰り広げられる。

日本陸連は5月31日、第1日のスタートリストを発表。午後7時30分開始の男子5000メートルには、21年東京オリンピック(五輪)男子マラソンで6位入賞の大迫傑(32=ナイキ)が正式エントリーした。同種目では優勝した16年以来、7年ぶりの出場となる。

昨夏の世界選手権(米オレゴン州)代表の遠藤日向(24=住友電工)は、同大会2連覇中の実力者。さらに昨季、駒大の3大駅伝「3冠」に貢献した佐藤圭汰(2年)や順大のルーキー吉岡大翔ら、学生ランナーも6人参戦。中大の吉居大和(4年)と吉居駿恭(2年)の兄弟は隣同士でのスタートとなる。

午後1時30分から行われる女子1500メートル予選には、同種目3連覇中の田中希実(23=ニューバランス)が登場。午後5時20分開始の男子やり投げでは、昨夏の世界選手権代表のディーン元気(31=ミズノ)が2連覇を狙う。