男子100メートルは昨年の世界選手権代表の坂井隆一郎(25=大阪ガス)が10秒11をマークし、地元の大阪で初優勝を飾った。

持ち前のスタートに加え、課題だった中盤でも加速。レース後は目を赤くし「うれしさの涙です」とほほえんだ。

大会前から左足に痛みがある中、テーピングを巻いて出場し「迷ったけど、優勝したい気持ちが大きかった」。

2大会連続の世界選手権出場へは「ワールドランキングも見ながら、しっかり決められれば」と見据えた。