日本陸連は13日、7月12~16日にタイ・バンコクで開催されるアジア選手権の日本代表選手を発表した。

男子100メートルには、今月上旬の日本選手権を10秒11で制した坂井隆一郎(25=大阪ガス)と同2位の栁田大輝(19=東洋大)が選出された。

男子5000メートルには日本選手権優勝の塩尻和也(26=富士通)と遠藤日向(24=住友電工)が、男子1万メートルには田澤廉(22=トヨタ自動車)と今江勇人(25=GMOインターネットグループ)が代表入りした。

男子走り幅跳びには、日本記録保持者の城山正太郎(28=ゼンリン)と21年東京オリンピック(五輪)6位の橋岡優輝(24=富士通)が選出。男子やり投げには、2大会連続の世界選手権代表が有力のディーン元気(31=ミズノ)と新井涼平(31=スズキ)が出場する。

すでに8月の世界選手権(ブダペスト)代表に内定している男子110メートル障害の高山峻野(28=ゼンリン)も代表に選ばれた。

女子1500メートルには田中希実(23=ニューバランス)と後藤夢(23=ユニクロ)が選出。女子100メートル障害には、日本選手権Vの寺田明日香(33=ジャパンクリエイト)と同2位の青木益未(29=七十七銀行)が選ばれた。

女子ハンマー投げには、日本記録保持者のマッカーサー・ジョイ(23)が代表初選出。昨年2月に世界陸連から日本国籍での出場を認められたホープで、初優勝を収めた日本選手権後には「日本代表になって、日本のすごさを見せたい」と意欲を示していた。