陸上のアスリートナイトゲームズイン福井(7月28~29日、福井県営陸上競技場)の大会主催者は13日、現時点でのエントリー選手を発表した。

男子100メートルには、10秒10の自己記録を持つ和田遼(23=ミキハウス)や21年東京オリンピック(五輪)代表のデーデー・ブルーノ(23=セイコー)らが出場する。昨年の同大会を制した坂井隆一郎(25=大阪ガス)は、現時点でエントリーしていない。

男子110メートル障害には、4月29日の織田記念でレース中に左足を負傷した村竹ラシッド(21=順大)が参戦予定。男子走り幅跳びには、今月行われた日本選手権を制した城山正太郎(28=ゼンリン)や、5月21日のセイコーゴールデングランプリ(GGP)で昨夏の世界選手権銅メダル相当の8メートル26をマークした吉田弘道(23=神崎陸協)らが名を連ねている。

女子100メートル障害には、8月の世界選手権(ブダペスト)の参加標準記録(12秒78)突破済みの福部真子(27=日本建設工業)、日本選手権2位の青木益未(29=七十七銀行)、セイコーGGPで12秒96の自己ベストをマークした清山ちさと(31=いちご)が参戦予定。12秒台3人がエントリーしている。

女子やり投げには、今年の日本選手権Vの斉藤真理菜(27=スズキ)と同3位の上田百寧(23=ゼンリン)が出場を予定。女子走り幅跳びには、昨夏の世界選手権(米オレゴン州)代表で日本選手権3連覇中の秦澄美鈴(27=シバタ工業)がエントリーした。

世界選手権の参加標準記録の有効期限は7月30日までとなっており、6月の日本選手権で3位以内に入った選手は同期間内に標準を突破すれば、その時点で代表に内定する。

同大会へのエントリーは、6月30日までとなっている。