日本陸連は8日、今月19日に開幕する陸上の世界選手権(ブダペスト)代表の追加選手14人を発表した。7日に発表さメンバー選手と合わせ、代表メンバーは総勢76人となった。
5人が追加された男子では、200メートルで飯塚翔太(ミズノ)が選出。32歳のスプリンターが5度目の世界選手権へ挑む。400メートル障害の岸本鷹幸(33=富士通)も5度目の代表入り。やり投げの小椋健司(28=エイジェック)は昨夏のオレゴン大会に続く選出となった。
9人が追加された女子では、日本選手権で100メートルと200メートルで2冠を達成した君嶋愛梨沙(27=土木管理総合)が100メートルに、鶴田玲美(26=南九州ファミリーマート)が200メートルに選出された。7日の発表では女子短距離種目の代表はゼロだったが、2人が出場権を手にした。すでに1万メートルで代表に選出されていた廣中璃梨佳(22=JP日本郵政グループ)が、5000メートルにも名を連ねた。1500メートルと5000メートルで代表入りした田中希実(23=ニューバランス)と同じく、個人2種目での出場となる。
追加で代表に選出された選手は以下の通り。
【男子】
<200メートル>飯塚翔太(32=ミズノ)
<400メートル障害>岸本鷹幸(33=富士通)
<3000メートル障害>砂田晟弥(21=プレス工業)
<棒高跳び>柄澤智哉(21=日体大)
<やり投げ>小椋健司(28=エイジェック)
【女子】
<100メートル>君嶋愛梨沙(27=土木管理総合)
<200メートル>鶴田玲美(26=南九州ファミリーマート)
<5000メートル>廣中璃梨佳(22=JP日本郵政グループ)
<1万メートル>五島莉乃(25=資生堂)
<400メートル障害>宇都宮絵莉(30=長谷川体育施設)
<400メートル障害>山本亜美(21=立命館大)
<3段跳び>高島真織子(24=九電工)
<円盤投げ>齋藤真希(22=東海大大学院)
<20キロ競歩>梅野倖子(20=順天堂大)