19年世界選手権ドーハ大会金メダリストのクリスチャン・コールマン(27=米国)が今季世界最高タイとなる9秒83(追い風0・4メートル)で優勝した。

4レーンから低い姿勢で飛びだし、徐々にリードを広げながら中盤へ。最後はK・トンプソン(ジャマイカ)との競り合いを制した。今季はザーネル・ヒューズ(英国)とノア・ライルズ(米国)がともに9秒83をマーク。その記録に並ぶと、タータンの上で大きくほえた。

2位はトンプソンの9秒85、3位はフレッド・カーリー(米国)の9秒96だった。

コールマンは8月下旬の世界選手権(ブダペスト)でも決勝へ進出。9秒92(無風)で5位となり、6位のサニブラウン・ハキームに先着していた。