2区(11・1キロ)で駒澤大の佐藤圭汰(2年)が、従来の記録(31分12秒)を11秒上回る31分1秒の区間新記録を樹立した。

「最初、スタートしてちょっと体が重いなと感じたんですけど。中盤以降に安定したペースで刻めて、ラストも自分の中ではいい感じだったので、まあ良かったと思います」

早大・山口智規と並走する状況から中盤、一気にペースアップ。今夏のアジア大会で実業団選手に交じって日本代表として出場し、男子5000メートルで6位入賞を果たしている。

怪物的な走りに「もう学生の走りじゃない」と解説を務める瀬古利彦氏からも声が上がった。駒大は2区を終えて首位。2位の青山学院大とは16秒差をつけている。

青山学院大の黒田朝日が31分9秒、東京農業大のスーパールーキー前田和摩も31分11秒で、佐藤含めて3選手が区間記録を塗り替えた。

【全日本大学駅伝ライブ速報】はこちら>>