第100回箱根駅伝(来年1月2、3日)で王座奪還を目指す青山学院大(青学大)が14日、都内の青山キャンパスで壮行会と取材会を開催し、原晋監督(56)や選手が健闘を誓った。

原監督は開口一番「今日は8000人の方にお越しいただきまして、ありがとうございます」とあいさつ。直後に関係者から「800人」と修正され、場を和ませた。

大会の最低のノルマとして「シード権獲得」としたあと、「でもシード権獲得では、もう喜んでいただけないチームへと成長している。優勝を目指して取り組んでいきたい」。2年ぶりの王座奪還へ意欲を口にした。大学駅伝2年連続3冠を狙う駒大の偉業を阻止すべく「負けてたまるか! 大作戦」を改めて宣言した。

その後の取材会では、チーム全体のレベルが向上していることを強調。5000メートルのチーム上位者の平均タイムが14分00秒台であるとしたうえで、「ギネスに申請してもいいぐらいの組織力だと自負している」。5000メートル、1万メートル、ハーフの平均タイムも「過去最高レベル」と自信をのぞかせた。

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