最終7区(13・0キロ)で青学大のランナーが並走する場面があった。
福井・田中悠登(4年)が3秒先にスタートした岡山・黒田朝日(3年)に序盤で追いつき、しばし並走。はじめは横並びに走っていたが、しばらくして黒田に引き離された。田中はNHKのインタビューに「話してはいないですけど、目線が合った。着いて行こうと思ったけど、世界の黒田だったので速かった」と8人抜きの快走を見せた後輩に脱帽した。
これには地元・広島のRCCラジオで解説を務めた青山学院大・原晋監督(57)も「明らかに黒田の方が実力がある。『田中、無理するなよ!』と言いたいんですけど、キャプテンのプライドなんでしょうね」と苦笑い。「箱根駅伝でも『トップでタスキリレー』と言いながらタスキを渡していた。笑顔でフィニッシュしてほしいですね」と見守っていた。

