自己ベスト9秒98の小池祐貴(30=住友電工)が10秒15(向かい風0・3メートル)で制したが、9月の世界選手権東京大会の代表入りはならなかった。
参加標準記録の10秒00以内が必要だっただけに「気象条件が良い時でないと標準記録を切る力がない。実力が足りなかった」と受け止めた。今月24日までが記録の有効期間だが「もう出ない。これで終わりです」と明かし、個人種目出場の可能性が消滅した。
400メートルリレーは代表入りの可能性があり「僕もまだ何も知らない。発表されてから気持ちを作りたい」と話すにとどめた。
21年東京五輪代表の多田修平(29=住友電工)も10秒32で8位となり、代表への道がついえた。16日のアスリートナイトゲームズin福井では今季自己ベストの10秒11を出したが「良いタイムを出せても波がある」と反省。「2年後の北京へ向けてやっていきたい」と27年に中国で開かれる世界選手権を見据えた。
◆男子100メートル代表争いの現状 100メートルの出場枠は最大3。現時点で1番手から順に桐生、守、サニブラウン。他の選手にも8月24日までチャンスがあり、7月の日本選手権2~6、8位は10秒00、それ以外は9秒96を出せば、代表入りの可能性がある。

