<陸上:日本学生対校選手権>◇最終日◇12日◇東京・国立競技場

 女子5000メートルは昨年の学生駅伝優勝校の仏教大・西原加純(21)が15分38秒19の大会新で優勝した。「3000メートルで前に出たのはペースが遅いと感じたから。大会記録は最後の直線でタイマーを見て出るかもしれないと思いました」と振り返った。西原のラスト1周は67秒と日本のトップレベルのタイムだった。3位の鈴木亜由子は名古屋大の1年生で文武両道の選手。強豪校ではないが、男子と一緒に練習するなど今季は世界ジュニアに出場するまでに強くなった。今後の成長が注目される2人だ。