35歳の嶋原清子(セカンドウィンドAC)が、29日の大阪国際女子マラソン(大阪・長居陸上競技場)で「有終V」を狙う。27日に大阪市内で会見し「昨年末から1カ月間、(米国の)アルバカーキで高地トレーニングしてきました。痛みもなく順調です。2週間前から大阪に来て、調子も上がっています」と好調をアピールした。

 06年アジア大会銀メダル、07年世界選手権6位のベテランは、将来の出産のことを考えて今回が引退レースと宣言している。「1位になれたら(タイムは)何分でもいい。42・195キロをふんだんに使って勝負したい。優勝でラストランを飾れたらいいですね」と笑顔で話した。