<陸上:第46回東京6大学対校陸上競技大会>◇7日◇東京・国立競技場

 男子100メートルは、日本人初の9秒台が期待されるロンドン五輪代表の山県亮太(20=慶大3年)が制した。

 予選は向かい風6・4メートルで10秒82、決勝も向かい風4・0メートルで10秒47。「こんな風で走るのは初めて。それでも(10秒)4台で走れたのは評価したい」と及第点をつけた。

 右太もも裏を痛めた、昨年9月の日本インカレ準決勝以来のレース。多少の不安も抱えるが「感覚的には問題ない。(脚が)無理だと思ったら無理しないで、万全の準備で臨みたい」と、今月下旬の織田記念陸上を見据えた。