野平祐二

1970年12月20日 有馬記念 スピードシンボリと野平祐二騎手
1970年12月20日 有馬記念 スピードシンボリと野平祐二騎手

シピードシンボリで有馬連覇、調教師として皇帝シンボリルドルフを7冠馬に育てた「ミスター競馬・野平祐二」。祐ちゃんの愛称で親しまれ、モンキースタイルで数々のビッグレースを勝ち、半世紀以上もJRAの発展に貢献した。武豊騎乗のオグリキャップが2度目の有馬を制する前日に取材を受け、騎手たちへ「どっからでもいらっしゃいと余裕を持って」と心のアドバイスを送った。「スピードシンボリは69年、海外遠征から帰って最初が有馬記念。もう哀れな格好で体調はガタガタ。でもね、外国で戦ってきたという自信から、またがった瞬間から、どうやって勝とうかと考えていた」と、人馬一体で勝利した有馬記念を回想した。

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<競馬・1990年12月23日掲載>