アルベルト・コンタドール(スペイン=サクソバンク・サンガード)は休息日の11日、記者会見で膝の状態が良くないことを明らかにした。コンタドールは第9ステージでウラジミール・カルペツ(ロシア=カチューシャ)と接触して落車し、今大会ですでに痛めていた右膝の状態をさらに悪化させた。この日の朝はチームメートとトレーニングに出かけたが、「いつものリズムで走れないので少し心配している。ピレネーまでには治ると楽観的に考えたいが、明日のレースを走ってみないと何とも言えない」としている。

 コンタドールは第9ステージを終わって、総合1位のトマ・ボクレール(フランス=ヨーロッパカー)から4分7秒遅れの16位で、ライバルのアンディ・シュレク(ルクセンブルク=レパード・トレック)とは1分30秒差。