どーもです。ここ最近、疲れなのか、加齢のせいなのかは分かりませんが、ゴルフでいろいろやらかしています。プレーでやらかしているのは皆さんご存じだと思いますが、プレー以外でもいろいろやらかし始めています。先日も「目が覚めたら出発時間」とか、ついに「ゴルフ場間違え」までやらかしました。「ゴルフ場間違え」は自分でも信じられないミスでしたが、その辺はまた後日…(汗)。というわけで、今月も筒氏のコラム「これってギアで解決?それもレッスン?」をお届けします。筒氏らしい事実を伝えるスタンスの内容となっていますので、ぜひ、お楽しみ下さい!
■日本の常識は世界の非常識!? ビッグデータで明らかになった現代スイングの必須! 3つの「タテ振り」
今回は長年(未だに?)「日本の非常識」ながら、世界では「現代スイングの常識」になりつつあるテクニック(指標)を紹介したいと思います。
欧米に比べ、残念ながら日本のゴルフレッスン&コーチングには、「派閥」や「流派」の垣根が高く、情報交流がポジティブではありません。いや、「群れる」のは好きでも「議論」されていないと言う表現の方が近いかも。…という僕も、四半期も「後藤塾」という閉ざされた流派に身を置いていたのですが(笑)
この十数年の間に登場した3D モーションキャプチャーや弾道測定器のビッグデータ「事実」から明らかにされた、現代スイングの「真実」のほとんどが、当時の言葉やネーミングこそ違えど、「後藤塾」で教えてもらった事ばかりでした。当時は「意味分かんない」「できる気がしない」「ボールに当たる気がしない」ので避けていましたが、「な〜んだ、そういう事か!」や「もっとコツを探していれば…」と思うばかりです(苦笑)
あえて嫌味(?)を言わせて頂けるなら、昔「そんなに飛ばし重視のスイングなんかしてどうする?」とか、「ドローはフェースを返して打て」「フェードやアプローチは肘を抜け」と言っていた人たちは、現在どうやって訂正しているのでしょうか(笑)
■ドローもフェードも、つかまった球になる「フラットtoアップライト」スイング
現在、ほとんどの選手にみられる「事実」なのに、何故か全くといって良いほど取り上げられないのが、バックスイング側のスイング面よりも、フォロースルー側のスイング面の方が高くなる「フラットto アップライト」スイング。中腰で行うスイング前半よりも、フィニッシュに向かって頭の位置が高くなるため、「常識的」に少し後半の「スイングプレーン」は高くなるもの。それなのに「軌道が大事」というわりにチェックしないのは不思議ですが、アマチュアのスイングには「ほぼ皆無」なほど逆になっているのが現実。言葉で説明すると「伸び上がりそう」「何だか難しそう」ですが、実はアマチュアの皆さんでも「フラットtoアップライト」スイングは比較的簡単に習得が可能です。
スイング中に左肘が引けにくくなり、スライスやプッシュアウトのミスショットも減り、ボールがつかまる「大メリット」があるので、練習時にチェックしてみて下さい。また大多数のアマチュアが「フラットtoアップライト」スイングを習得すると、飛距離が伸びた実績もあります。今はYouTube やアプリなどで、簡単に動画チェックできるので、「高いフォロー」または「フォロースルーよりフラットなトップ」のどちらかを覚えて欲しいです。
■パーオン率の高いショットメーカーの代名詞「シャフトが立った」フォロースルー
いくら腕だけで高いフォロースルーを取っていても、シャフトが寝ていてはフェース開閉のタイミングがバラつき、左右の曲がりも大きくなってしまいます。特に安定したフェードボールを習得するなら、絶対に「シャフトが立つ」フォロースルーは必須テクニック。
また、ショートアイアンやウエッジの方向性や距離感のバラツキを改善する点で、アマチュアの皆さんが取り組むメリットは非常に大きい要素でもあります。現実、トッププロになるほど「常識中の常識過ぎて」チェックすらしない選手も多いですが、長い番手になるほど超難しい「一流の証」のテクニック(指標)といえます。トーナメン中継で優勝争いしている選手たちのフォロースルーで「シャフトが立ってるか?」だけ観ていても、「優勝者を絞る」大きな要素でもあります。
■現代PGA ツアースイングの常識!? 「シャフトよりトウが上」フェースローテーション
先に挙げた2つと併せて「全部できたら最強スイング」といえるのが、シャフトよりトゥが上にあるフェースローテーションです。特にボールをしっかりつかまえようとするほどフェースは下を向いてしまうため「ウルトラ難しい」はずなのに、現代のPGA ツアー選手のほとんどが「普通にやってる」スイングでもあります。
そもそも現代の欧米では、ボールの曲がりに直結するため「重要チェックポイント」にもなっていますが、何故か日本では留学したはずの人たちも「流派」のようにノーチェックなのは不思議です。またショットはもちろん、パッティングにも現れてしまうほどの「分かれ道」になってしまう部分でもあります。
野球の「バットを立てる」から輸入され「シャフトを立てる」という表現になった日本ではなく、「トゥを立てる」が常識になっている現代の欧米スイングレッスン。海外では「野球が上手いゴルファー」がたくさんいますが、日本では「ゴルフが上手い野球人」の方が理解できるかも知れません。
おおよその飛球理論の「真実」が明らかになった現代では、「ボールの立場で考えたインパクト」を行うためのスイングレッスンが、「世界の常識」になりつつあります。体の動きもしかりで、新たな真実が公になったら「今までの説明は間違いだったので、これから180 度訂正しますで良いのに」と感じているのは僕だけでしょうか(笑)。
プライドやら流派や派閥に関係なく、これからも「こんな真実や事実が確認されています。自分じゃ出来ませんが」を取り入れて行きます。
文・構成/猿場トール
■筒康博 スイング・ギア両面から計測&解析を活かし、プロアマ問わず8万人以上のゴルファーにアドバイス。人気インドア「ゴルフレンジKz亀戸店」ヘッドティーチャーを務めるかたわら、さまざまなメディアに出演・連載中。ゴルフWEB マガジン「FITTING」編集長に就任し、自ら取材も行っている。







