ツアー未勝利の下川めぐみ(42=環境ステーション)が1イーグル、7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの66で回って、4人が並ぶ首位でスタートを切った。

これまで下部ツアーの1勝のみだった下川が、07年からのプロ生活で初優勝が視界に入った。

出だし5番までに3バーディー。「(グリーンが)速いのか、よく分からずに打ったら、ぱあーっと入って、よしいけるぞと思って」。

6番でダブルボギー、7番でボギーをたたいて貯金を吐き出したが、直後の8番パー4ではイーグル、9番パー4でもバンカーからバーディーを奪った。

「(イーグルは)うまく打った(と思った)瞬間にカップに消えてラッキー。(入るのも)見えたし、音も聞こえました」

60歳まで現役を目指し、現在も自らを「オールドルーキー」と呼ぶ。半年前からメンタルトレーナー、3月からフィジカルトレーナーを付け、スイングの改造など技術的な部分にもメスを入れている。

「(60歳まで)18年しかないじゃないですか。元気な体のうちに、年をとっても40、50代でも主役になれることを私が再現していけば、年のせいであきらめている人に勇気を与えられる。今日だけ見てもメンタル、フィジカルがつながってきた感覚がある。今週だめでも来週、再来週がある。自分次第で、いつでもチャンレンジが続けられる」

この日、キャディーで夫の正さんの助言を聞かずに、ダブルボギーをたたいた場面に言及。「だんなの言うことは聞きましょう」と笑い飛ばす。その表情には、失敗を重ねてたどり着いた大ベテランのたくましさがある。【横田和幸】

【写真特集】稲垣那奈子クラブを握り精神集中 左目閉じ狙い定める川崎春花/女子ゴルフ第1日4