<全国高校バスケット選抜優勝大会:東海大三70-50市前橋>◇女子2回戦◇24日◇東京体育館

 東海大三(長野)が4年連続出場の勢いで、4年ぶり出場の市前橋(群馬)を20点差で退けた。2年生コンビの内堀紫菜が34得点、北川直美が10得点と大活躍。有賀正秋コーチ(53)は「昨日の疲れがあったのか序盤の動きが良くなかった。ハーフタイムで”闘志のないプレーをしていたらだめだ”と選手に伝えると、動きだしてくれた」と後半の奮起を喜んだ。チームの目標はベスト8。前回優勝の札幌山の手(北海道)との対戦が見込まれる。同コーチは「攻撃のネタを増やしてきたが、もう少し点を取り、攻守ともにベストな状態で、隙をついていかないと勝てる相手ではない。選手総動員で頑張るしかない」と気合を入れた。