2大会ぶりの五輪出場を目指す日本(世界ランク14位)が3-1でベネズエラ(同20位)を下し、白星スタートを切った。主将の清水邦広(29=パナソニック)がチーム最多の21得点をマークした。

 硬さの取れないチームを鼓舞するようにジャンプサーブ、バックアタックを相手コートに打ち込んだ。「入りは自分も含めていつものバレーができなかった。ただ勝ち点3を取れたのはすごく大きかった」とホッとした表情だった。

 第3セットには利き腕と反対の右手でスパイクを決めた。「たまに打つんですけど、決まって良かったです」と、このときばかりは笑顔をみせた。