羽生結弦(22=ANA)がSP83・51点で7位となった。
宇野昌磨(19=中京大)は103.53点で首位発進。2位にネイサン・チェン。3位に金博洋が入った。
<SP上位成績>
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | 宇野昌磨 | 103.53 |
2 | ネイサン・チェン | 99.28 |
3 | 金博洋 | 97.98 |
4 | ミハイル・コリヤダ | 95.37 |
5 | ジェイソン・ブラウン | 94.32 |
6 | パトリック・チャン | 85.73 |
7 | 羽生結弦 | 83.51 |
8 | シャフィック・ベセイエ | 81.93 |
9 | ケヴィン・エイモズ | 67.23 |
10 | 李唐続 | 65.24 |
11 | マキシム・コフトン | 64.62 |
12 | ケビン・レイノルズ | 61.88 |
羽生結弦
冒頭の4ループは回転不足に。4サルコー-2トーループも最初のジャンプで着氷時に手をついてしまう。終盤のトリプルアクセルは着氷。演技後、天を仰ぎ悔しそうな表情を見せた。何度も首をかしげながらキスアンドクライに。
<コメント>
悔しいの一言です。明日頑張ります。(チームメイトには)ドンマイという言葉をかけてもらったが、全力を出し切れてないとチームのためにならないと思っているので、自分自身の悔しさもあるが、この悔しさは全部、チームへの悔しさなんだなと思います。前回大会であの演技をしているので、これから常にあの演技を求められているので、プレッシャーと期待を力に変えて、しっかり頑張りたい。
- 男子SP 冒頭のジャンプに失敗する羽生(撮影・山崎安昭)
- 日本チームの前でジャンプの着氷に失敗する羽生(手前)(撮影・山崎安昭)
- 男子SP 演技する羽生(撮影・山崎安昭)
- 男子SPで演技する羽生(撮影・山崎安昭)
- 男子SP 演技する羽生(撮影・山崎安昭)
- 男子SP 演技する羽生(撮影・山崎安昭)
- 男子SP 演技する羽生(撮影・山崎安昭)
- 男子SP 演技する羽生(撮影・山崎安昭)
- 男子SP 羽生(手前左から2人目)は日本チームの仲間に謝る(撮影・山崎安昭)
宇野昌磨
冒頭の4フリップは少しバランス崩すが着氷。4トーループ-2トーループで着氷。中盤のトリプルアクセルも着氷。全身を使い曲にあわせ表現。演技後は少し笑顔を見せキスアンドクライに向かった。
<コメント>
4回転トーループ-3回転トーループの予定が2回転になって、というより自分でしてしまったというところが、自分の逃げが入ってしまったという印象です。すごくいい集中をしていない状態で、これだけの演技が出来たのはいいふうに捉えればよかった。(フリーでは)迷惑をかけないように最低でもこれくらいの演技が出来るようにしたい。
- 演技する宇野(撮影・山崎安昭)
- 演技する宇野(撮影・山崎安昭)
- 男子SP コンビネーションジャンプを決めて笑みを浮かべる宇野(撮影・山崎安昭)
<滑走順>
<第1グループ>
1=李唐続(中国)
2=ケヴィン・エイモズ(フランス)
3=ケビン・レイノルズ(カナダ)
4=シャフィック・ベセイエ(フランス)
5=ネイサン・チェン(米国)
6=ミハイル・コリヤダ(ロシア)
<第2グループ>
7=マキシム・コフトン(ロシア)
8=金博洋(中国)
9=ジェイソン・ブラウン(米国)
10=パトリック・チャン(カナダ)
11=宇野昌磨(日本)
12=羽生結弦(日本)
◆世界国別対抗戦 5回目となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界上位6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝者には12点、2位には11点、と与えられ、合計点で優勝国を決める。今大会の参加国は日本の他にカナダ、ロシア、米国、中国、フランス。日本は第2回の12年に初優勝、第1、3、4回は3位。