世界9位の錦織圭(27=日清食品)がストレート勝ちで3回戦進出を決めた。同74位のジェレミー・シャルディー(フランス)に6-3、6-0、7-6の1時間57分で勝ち、佐藤次郎(故人)と並ぶ日本男子大会最多13勝目をあげた。
錦織は、出だしの自分のサービスゲームを落とした以外は、ストロークの安定感も決定打もさえた。第1セット3オールから、一気に12ゲームを連取して、完全に流れをつかまえた。最終セット4-2から4-5と追い抜かれたが、最後はタイブレークで逃げ切った。
16強入りを懸け、3回戦では、同67位の鄭現(韓国)と対戦する。両者は初対戦。
主な一問一答は以下の通り。
-出だしからいいプレーだった
錦織 12ゲームを連取して、主導権を奪えた。フォアもバックも良くて、いいゲームができた。
-第3セット3-0で治療を受けた
錦織 1回戦前から、右肩に少し痛みがあった。でもたいしたことがないと思う。
-次は鄭現
錦織 練習をしたことはないので、あまりプレーの内容をお互いに知らない。フォアもバックも打ってくるしっかりしたストロークがある。
-最近、笑顔が少ない
錦織 コート外では多いんですけどね。なるべく笑顔、頑張ります(笑)。
-自信は戻ってきたか
錦織 試合内容は良かったし、自信は徐々に戻ってきている。