世界ランク4位、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、3年ぶりに大会史上最多となる10度目の優勝を飾った。

 同3位、第3シードで2015年の全仏王者スタン・バブリンカ(スイス)を6-2、6-3、6-1のストレートで下した。4大大会でナダルは15度目の優勝。ロジャー・フェデラーの18勝に次いで単独2位となった。バブリンカとの通算対戦成績を16勝3敗とした。

 第1セットは、ナダルが第6ゲームをブレークに成功し先取した。第2セットも第2ゲームにナダルがブレークし連取。第3セットに入っても、「赤土の王者」ナダルの勢いは衰えず、バブリンカを終始圧倒した。