違法賭博行為で無期限の試合出場停止処分から再起したバドミントン男子の桃田賢斗(22=NTT東日本)が9日、国際大会復帰戦となるカナダオープン(11日開幕、カルガリー)へ、羽田空港から出発した。

 翌週の全米オープンはエントリーも出場枠から漏れたため、次戦は来月のヨネックスK&Dグラフィックスインターナショナルシリーズ(3日開幕、米国)に参戦する。

 昨年リオ五輪金メダル候補だった桃田の世界ランク最高位は2位。だが、同4月に日本協会から無期限の試合出場停止処分を受けた際に、世界ランクは抹消された。

 現在は日本代表ではなく、今回の国際大会出場は特例の自費参加。今後は3年後の東京五輪へ、格下の国際大会から出場し、ポイントを稼ぎ、世界ランキングを上げる必要がある。