来年2月の平昌五輪を目指すスピードスケートのナショナルチーム中長距離陣が26日、長野・菅平高原で陸上合宿を公開した。

 昨年8月に他選手との接触で右足を負傷し、昨季を棒に振った菊池彩花(30=富士急行)は精力的にメニューをこなし、順調な回復ぶりをアピール。「けがの影響はもうほとんどない。スケートが好きだと再認識できたし、気持ちも充実している。1500メートルでメダルに絡んでいきたい」と目標を掲げた。チームは30日まで同地で合宿を続け、9月4日から北海道・帯広での氷上練習に入る。