2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の室伏広治スポーツ局長は7日、追加種目に決まった野球の大会方式が世界野球ソフトボール連盟(WBSC)と合意できていない問題で、今月の国際オリンピック委員会(IOC)総会が開かれるリマで再協議に応じる可能性を示唆した。「WBSCから要望があれば考えたい」と述べた。

 WBSCのフラッカリ会長は6日に1次リーグで参加6チームの総当たり計15試合を改めて要望する意向を示し、再協議を希望した。これに対し、室伏局長は「基本的なスタンスは同じだ」と述べ、コストや日程面から3チームずつ2組で実施する方針に変更はない姿勢を強調した。