来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪で選手に授与されるメダルが21日、公開された。韓国を象徴する文字「ハングル」をモチーフとしたデザインとなった。メダルの前面には五輪のエンブレムが記され、側面には「平昌冬季五輪2018」をハングル表記した際の子音部分が刻まれている。重さは493~586グラムという。

 大会組織委員会は同日、ソウル市内で公開セレモニーを開催。パラリンピックのメダルについては後日発表する。

 大会を巡っては競技会場などの整備がほぼ完成した一方で、韓国内の関心の低さが課題となっている。7月末の世論調査結果では五輪に「関心がある」と答えた人が約35%で、約40%だった5月の調査よりも減少しており、韓国政府は機運醸成に全力を注ぐ考えだ。