男子予選の最終4班で最後のローテーションの床運動が終了後、選手から器具の不具合を指摘する声が上がり、4人全員が再び演技する異例の事態となった。

 選手らによると、跳ね方がおかしい部分があったという。指摘を受けたスタッフがフロアをめくって確認し、協議の末に再演技が認められた。2度目の演技で14・433点を出し、種目別決勝進出圏内の8位に滑り込んだフェルホフスタド(オランダ)は「不思議な経験だった。とてもエネルギーを使ったよ」と笑った。