12月7日開幕のGPファイナル(名古屋)出場を目指すアシュリー・ワグナー(26=米国)が64・12点の6位、ポリーナ・ツルスカヤ(16=ロシア)が63・20点の8位と出遅れた。

 シリーズ上位6人が進むGPファイナルには、すでに5人が出場を確定させている。2戦を終えた樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)は24点の6番手に位置。ワグナーとツルスカヤはそれぞれGP初戦の3位で11点を獲得しており、どちらかが今大会で優勝の15点を上積みすれば、日本女子のファイナル出場が消える。2位(13点)で樋口と並べば、出場2戦の合計スコアで争われる。ワグナーとツルスカヤにとっては、ずらりと並んだ上位を追う崖っぷちの展開となった。