国際スケート連盟は1日、7日に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(名古屋)において女子の宮原知子(19=関大)が繰り上げで出場すると発表した。

 GPシリーズ上位6人のファイナル出場者はすでに決定していたが、世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワ(18=ロシア)が右足中足骨のヒビの影響で欠場。7番手で補欠最上位だった宮原が、代わって出場する。

 1月に左股関節の疲労骨折が判明した宮原は、11月のGP第4戦NHK杯(大阪)で約11カ月ぶりに実戦復帰。5位となり、同月下旬のGP第6戦スケートアメリカ(レークプラシッド)で214・03点をマークし、優勝していた。ファイナルへは樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)も出場を決めており、シニアの日本女子は2人で地元開催の大舞台に臨む。