SP3位の宮原知子(19=関大)は、フリー138・88点、合計213・49点で5位だった。
同5位の樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)はフリー128・85点、合計202・11点で6位だった。
- 女子シングル表彰式で記念撮影に納まる、左からソツコワ、ザギトワ、オズモンド(撮影・河野匠)
<総合成績>
順位 | 選手 | 合計 | SP | FS |
---|---|---|---|---|
1 | アリーナ・ザギトワ | 223.30 | 76.27 | 147.03 |
2 | マリア・ソツコワ | 216.28 | 74.00 | 142.28 |
3 | ケイトリン・オズモンド | 215.16 | 77.04 | 138.12 |
4 | カロリーナ・コストナー | 214.65 | 74.82 | 141.83 |
5 | 宮原知子 | 213.49 | 74.61 | 138.88 |
6 | 樋口新葉 | 202.11 | 73.26 | 128.85 |
カロリーナ・コストナー
<演技構成>
3F+3T/3F/3Lo/FCSp/FCCoSp/3T/2A+1Lo+3S/2A/3S+2T/ChSq/StSq/CCoSp
冒頭の3回転のコンビネーションは華麗に着氷。3回転フリップ、3回転ルッツも決めた。中盤の3連続ジャンプは最後ジャンプが回転不足になった。最後は全身を大きく使いステップを刻んだ。演技後は胸の前で手を軽く叩く仕草を見せた。
マリア・ソツコワ
<演技構成>
3Lz+3T/3F/LSp/StSq/3Lo/3F+1Lo+3S/3Lz/ChSq/2A+2T/2A/FCSp/CCoSp
冒頭の3回転のコンビネーションは高いジャンプからうまく着氷。中盤の3回転ルッツは少しバランス崩すもこらえて着氷。終盤のダブルアクセル-2回転トーループも決めた。
樋口新葉
<演技構成>
2A/3Lz+3T/CCoSp/3S/3Lz+3T/3Lo/2A+2T+2Lo/3F/FCSp/StSq/ChSq/LSp
冒頭のダブルアクセル難なく着氷。3回転ルッツ-トリプルトーループも決めた。会場からは拍手が起こる。3回転サルコーは回転不足。予定していたコンビネーションも2つ目のジャンプにつなげず。演技後は少し悔しそうな表情を浮かべ膝に手をつきリンクを眺めた。
- フリーの演技を披露する樋口(撮影・河野匠)
- フリーの演技を終え、ひざに手をつく樋口(撮影・河野匠)
- フリーの演技を終え客席に手を振る樋口(撮影・河野匠)
ケイトリン・オズモンド
<演技構成>
3F+3T/2A+3T/3Lz/FCCoSp/LSp/3Lo/3F/2A/StSq/ChSq/3S+2T+2Lo/CCoSp
冒頭の3回転のコンビネーションはうまく着氷。続くコンビネーションも決めた。中盤のスピンではしっくりした曲に合わせ華麗に演技。終盤でのジャンプでは着氷でつまずき転倒した。演技後はフィニッシュ体勢の膝をついた状態から首を傾げ立ち上がった。
アリーナ・ザギトワ
<演技構成>
ChSq/FCSp/StSq/3Lz+3Lo/2A+3T/3F+2T+2Lo/LSp/3Lz/3S/3F/2A/CCoSp
冒頭はシーケンスやスピンを華麗舞う。2つ目のコンビネーションではバランス崩しジャンプにいけず。演技後は右ほほに手を当て少し悔しそうな表情を見せた。
- フリーの演技を行うザギトワ(撮影・河野匠)
宮原知子
<演技構成>
3Lo/3Lz+3T/3F/FCSp/CCoSp/StSq/3Lz+2T+2Lo/2A+3T/3S/ChSq/2A/LSp
冒頭の3回転ルッツは綺麗な姿勢からうまく着氷。コンビネーションも決めた。ステップも全身使い演技。後半の4つのジャンプは大きなミスなく着氷した。演技後は少しホッとした表情を見せた。
- フリーの演技を披露する宮原(撮影・河野匠)
- フリーの演技を披露する宮原(撮影・河野匠)
- フリーの演技を披露する宮原(撮影・河野匠)
- フリーの演技を披露する宮原(撮影・河野匠)
<SP得点と滑走順>
カロリーナ・コストナー(30=イタリア)74.82
マリア・ソツコワ(17=ロシア)74.00
樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)73.26
ケイトリン・オズモンド(21=カナダ)77.04
アリーナ・ザギトワ(15=ロシア)76.27
宮原知子(19=関大)74.61