男子跳馬世界王者の白井健三(21=日体大)が、同種目で圧勝した。自らの名のついたシライ・キムヒフンを難なく決めるなど2本の平均で14・750の高得点をマーク。2位以下を大きく引き離して前日の床運動とともに3年連続2冠に輝いた。平行棒の優勝は谷川航(21=順大)、鉄棒の優勝は宮地秀享(23=茗渓クラブ)。ともに白井が2位に入り、今大会出場4種目すべてで表彰台に立った。

 世界選手権女子床運動で優勝した村上茉愛(21=日体大)は、同種目を14・333の高得点で連覇。杉原愛子(18=朝日生命)が2位に入った。平均台はサンネ・ベフェルス(26=オランダ)が優勝、寺本明日香(22=中京大)は3位だった。