5年連続9度目出場の富士通が、63-23でIBMに勝ち、2年連続3度目の社会人王座に就いた。MVPは203ヤードを獲得し、大会レシーブ記録を更新した富士通のWR中村輝晃クラーク(29)に決まった。

 富士通は試合開始と同時にWR猪熊が100ヤードキックオフリターンTD。これで流れをつかむと、おもしろいように得点を重ねた。63点は大会最多得点記録を更新、40点差も最多得失点差を更新した。

 富士通は来年1月3日の日本選手権「ライスボウル」(東京ドーム)で、学生王者の日大と対戦する。