前回準優勝でBシードの東海大仰星(大阪第2)が快勝で初戦突破した。

 前半1分に元日本代表FWの泰治氏を父に持つWTB河瀬諒介(3年)が先制トライを奪ったが、同10分には相手にモールを押し込まれて同点に追いつかれた。同17分以降は引き離して余裕の戦いだったが、湯浅大智監督(36)は「(相手のモールに対して)修正が遅かった。その辺りの(グラウンドでの)感じ方ですね」と課題を挙げた。

 元日の3回戦は同じくBシードの秋田工と対戦する。指揮官は「やるべきことをきっちりとやる。基本の徹底です」と浮かれることなく次戦を見据えた。