フィギュアスケート女子のトリプルアクセル(3回転半)ジャンパー紀平梨花(15=関大KFSC)が6日、名古屋市ガイシプラザで行われた「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」に参加した。

 昨年12月の全日本選手権ではジュニアながら3位で表彰台に立った。2月の平昌五輪には年齢制限で出場することはできないが、3月の世界ジュニア選手権(ブルガリア・ソフィア)を目指し、2018年を本格的にスタートさせた。

 エキシビションでは「シンフォニー」の音楽に合わせて、大会とはひと味違った表現力を披露。転倒したものの、3回転ループには手を挙げるジャンプで挑んだ。ファンへのメッセージでは「今年もさらに成長できるように、高難度の技を習得できるように、頑張ります」と力強い決意表明。ジュニア期待の実力者が、22年北京五輪へ弾みをつける年にする。