アイスホッケー女子日本代表のスマイルジャパンは22日、都内で平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)の壮行会を行った。14年ソチ五輪で1勝もできずに終わった悔しさをバネに平昌五輪に臨む。

 主将の大沢ちほ(25=ダイナックス)は「ソチの時は五輪自体が挑戦だったけれど、今は自信を持ってメダルへの挑戦と言える」と胸を張った。

 姉妹で五輪に挑む床(とこ)姉妹も、五輪への思いを改めて語る。ソチ五輪代表で姉のDF床亜矢可(23=ANA)は「妹と一緒に五輪に行こうとソチの時に強く思った。自分の堅い守備と、積極的な攻撃で攻撃したい」と意気込んだ。五輪初出場で妹のFW床秦留可(20=法大)は「チャンスを作ってスコアにつなげられるようにする」と貢献を誓う。

 スポーツ庁の鈴木大地長官(50)は壮行会の冒頭で「1964年の東京五輪でバレーボール女子の東洋の魔女のように、日本を1つにしてほしい。みなさんの本当のスマイルを見たいです」と激励の言葉を贈った。