男子シングルス決勝は国枝慎吾(ユニクロ)がステファン・ウデ(フランス)に4-6、6-1、7-6で逆転勝ちし、3年ぶり9度目の優勝を果たした。国枝の4大大会制覇は2015年の全米オープン以来。

 女子シングルス決勝で第1シードの上地結衣(エイベックス)は第2シードのディーデ・デフロート(オランダ)に6-7、4-6で敗れ、2連覇を逃した。

 ◆国枝慎吾の話 右肘のけがでつらい時期が長かったので、これまでの優勝の中で今回が一番うれしい。相手にマッチポイントが3度あったが、自分のことだけに集中した。

 ◆上地結衣の話 相手はフォアが強く、第1セットを取られてのせてしまった。相手は以前よりもプレーが落ち着き、ラリーがしっかりしてきた。次までに対策を考えないといけない。