日本勢は小林潤志郎(雪印メグミルク)が134・5メートル、124メートルの合計250・5点で17位となったのが最高だった。

 45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は134メートル、123・5メートルの248・9点で18位、小林陵侑(土屋ホーム)は19位。2回とも140メートルを越えた平昌冬季五輪ラージヒル覇者のカミル・ストッフ(ポーランド)が306・4点で圧勝、今季6勝目、通算28勝目を挙げた。

 竹内択(北野建設)は上位30人による2回目に進めず36位。佐藤幸椰(雪印メグミルク)はスーツの規定違反で失格となった。

 ▽葛西紀明の話 1回目はいいジャンプができた。自分でもびっくり。久しぶりに飛んだ感じがした。2回目は(踏み切りの)タイミングを外した。ジャンプは少しずつ良くなっている。

 ▽小林潤志郎の話 2本とも(踏み切りの)タイミングが遅れた。納得できない。(本番で)失敗しちゃう。次はトップ10に入れるように頑張りたい。

 ▽小林陵侑の話 2本目はあまり良くなかった。(同じ会場で)去年は失格。結果があるだけいい。(次戦は)しっかりジャンプ台の感じをつかんで飛びたい。

 ▽竹内択の話 状況はあまり変わらない。いろいろやりすぎて、何をやっていいか分からない。何かが足りない。なかなか難しい。

 ▽佐藤幸椰の話 (失格の原因はスーツの通気量で)僕にはどうしようもない。ただ、安定して通用するジャンプをしていない。気持ちの問題。