ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)欧州予選最終日は18日、ブリュッセルなどで行われ、2位スペインがベルギーに10-18で敗れたため、トップに立っていたルーマニアの予選突破が決まった。

 W杯出場は9大会連続9度目。1次リーグは日本、アイルランド、スコットランド、欧州・オセアニア・プレーオフ勝者とともにA組に入り、19年9月20日の開幕戦(東京・味の素スタジアム)で日本と対戦する。

 欧州予選は2年間の欧州選手権の勝ち点で争われた。最終戦でスペインは反則を繰り返してベルギーに6PGを許し、終盤の反撃も及ばなかった。先に日程を終えていたルーマニアが6勝2敗の勝ち点29、スペインは同じ6勝2敗ながら勝ち点26で2位だった。

 スペインはポルトガルとのプレーオフに回り、勝者がA組の残る1枠を懸け、6月の欧州・オセアニア・プレーオフでオセアニア予選3位のサモアと戦う。