バドミントン女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)が19日に発表される最新の世界ランキングで2位から1位に浮上することが17日、分かった。シングルスの日本選手が世界1位になるのは男女を通じて初めて。

 2016年リオデジャネイロ五輪8強で20歳の山口は、昨季のスーパーシリーズ(SS)ファイナルを初制覇。今季も3月のドイツ・オープン優勝、全英オープン準優勝と好成績を残していた。

 ランキングシステムは1992年バルセロナ五輪での正式競技採用に向け、80年代後半に創設された。ダブルスでは女子でリオ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が14年10月に日本勢で初めて世界1位に就いた。