レバンガ北海道は83-88でSR渋谷に敗れ、今季ワースト7連敗を喫した。エースのマーク・トラソリーニ(27)が3点シュートを6本成功するなど、今季2番目の34得点。第4クオーター(Q)中盤に一時1点差まで追い上げたが、及ばなかった。水野宏太監督(35)は「最後のホームゲームは勝ちます」と連敗脱出を期した。

 5点差以内の負けは、今季15試合目。この日も勝負どころの終盤にフリースローのミスを連発し、流れを相手に渡した。6アシストと気を吐いた松島良豪(26)は「ここ数試合接戦を落とすことが続いている。残り2試合で、レバンガ北海道がどうあるべきかを示す」と前を向いた。

 6、7日の新潟2連戦で、今季が閉幕する。5位SR渋谷に1ゲーム差と突き放され、東地区最下位脱出は厳しい状況。それでも「勝つことが、来季につながる」と折茂武彦選手兼社長(47)。3季目の飛躍に向け、最後は勝利をつかむ。