柔道男子日本代表の井上康生監督(39)が、リオデジャネイロ五輪(オリンピック)メダリストに“重大ミッション”を発令した。

 14日、都内で行われた「EXILE THE SECOND×全日本柔道連盟 応援ソング」会見に出席。会見では20年東京五輪・パラリンピックの柔道を盛り上げるために柔道界初となる同グループの「日昇る光に~Pray for Now~」が応援歌として使用されることが発表された。

 23日の千葉・幕張メッセでのライブには、リオ五輪男子73キロ級金メダルの大野将平、同60キロ級銅メダルの高藤直寿、同66キロ級銅メダルの海老沼匡、同100キロ級銅メダルの羽賀龍之介、女子70キロ級金メダルの田知本遥さん、同52キロ級銅メダルの中村美里の計6人が招待されているという。井上監督はステージ上で「キレッキレの踊りと歌を披露するように指令しました。(畳上ではないため)相当、びびってます」と明かした。

 井上監督と同じ宮崎出身で同グループ黒木啓司が雑誌の対談などで交流を深めて応援ソングが実現した。柔道の創始者、嘉納治五郎師範が指針として掲げた「自他共栄」をテーマにEXILEのSHOKICHIが作詞作曲を手掛けた。「少し前にあった『スーパー一本級』に感謝しています。結果で恩返し出来るよう努力したいです」と井上監督。同席した女子日本代表の増地克之監督も「女子選手のモチベーションが上がった。出来れば(同グループ)を特別コーチにおきたいぐらい」と感謝していた。