ラグビー日本代表は午後に大分入りした。午前の都内での練習後に、ジョセフ・ヘッドコーチ(48)が9日に行われるイタリア代表とのテストマッチ第1戦の登録メンバーを発表。フッカー堀江、SH田中ら先発13人をスーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズの選手でそろえ、「ベストなメンバーを不安なく選考できた。SRに参戦し、前例のないタフな経験を積み重ねてきた。土曜日が待ち切れない」と自信を見せた。

 イタリアは世界ランクこそ日本を下回るも、欧州6カ国対抗でもまれている強豪で、日本も過去1勝5敗と力の差を見せつけられてきた。19年ワールドカップに向けた試金石となる一戦に、FB松島は「良い準備が出来たし、自分たちがやるべきことは分かっている」と勝利を誓った。