世界ランク6位の日本は同9位のドミニカ共和国に3-2(25-15、14-25、21-25、29-27、15-13)で勝ち、通算成績を7勝7敗とした。ドミニカ共和国は2勝12敗。

 日本はセットカウント1-2で迎えた第4セットも、ドミニカ共和国の身体能力を生かしたレシーブとブロックで20-23と追い込まれた。そこから岩坂名奈主将(27=久光製薬)のブロック、冨永こよみ(29=上尾)の好サーブなどで逆襲に転じ、最後は奥村麻依(27=日本協会)のブロックでセットオールに。最終セットは岩坂のフェイント、冨永、奥村のブロックなどでポイントを挙げて逆転勝利をものにした。古賀紗理那(22=NEC)がチーム最多の24得点をマークした。

 大会は16カ国が総当たりの1次リーグを戦い、27日からの決勝ラウンドでは開催国の中国と上位5カ国が優勝を争う。日本はすでに決勝ラウンド進出を逃している。