日本ラグビー協会は8日、20日に米サンフランシスコで開幕する7人制ワールドカップ(W杯)男女日本代表メンバー、それぞれ13人を発表した。

◎は主将

 ▼男子 ◎小沢大(トヨタ自動車)、加納遼大(明治安田生命)、ジョー・カマナ(マツダ)、坂井克行(豊田自動織機)、ジョネ・ナイカブラ(東芝)、ジョセ・セル(北海道バーバリアンズ)、副島亀里ララボウラティアナラ(コカ・コーラ)、ツポウ・テビタ(パナソニック)、橋野皓介(キヤノン)、林大成(日本協会)、松井千士(サントリー)、吉沢太一(コカ・コーラ)、ジョセファ・リリダム(NTTドコモ)

 ▼女子 大黒田裕芽(アルカス熊谷)、大竹風見子(日体大)、小笹知美(北海道バーバリアンズ)、桑井亜乃(アルカス熊谷)、鈴木彩夏(RKUグレース)、立山由香里(日体大)、田中笑伊(日体大)、谷口令子(アルカス熊谷)、堤ほの花(日体大)、◎中村知春(アルカス熊谷)、長田いろは(アルカス熊谷)、バティバカロロライチェル海遥(アルカス熊谷)、平野優芽(日体大)

 都内で会見した男子の岩渕健輔ヘッドコーチは「選考の理由は、インターナショナルなレベルで力を発揮できるかどうか。来年に15人制のW杯があり、次に(20年)東京五輪がくる。大きな大会が続く1番手として日本を代表する戦いをグラウンド内外で見せていきたい」。

 女子の稲田仁ヘッドコーチは「強みを発揮できる選手を選んだ。6月までのWシリーズでチームの土台が出来てきた。W杯では、その土台の上に、人とボールが常に動き続けるラグビーを見せたい。初戦のフランス戦にすべてをかけて、先手必勝で戦っていきたい」と意気込みを語った。

 W杯は20日から22日に行われ、日本は1回戦で男子がウルグアイと、女子はフランスと対戦する。前回13年大会までは1次リーグを行い、上位チームが決勝トーナメントに進む方式だったが、今大会は男子は24チームが出場し、シードの8チームが2回戦から登場。日本を含む16チームが1回戦を戦う。女子は全16チームが1回戦に参加する。