ショートプログラム(SP)2位発進となった本田真凜(16=JAL)の妹紗来(さら、11=京都醍醐ク)がフリー2位の82・67点を記録し、国際大会デビューで合計128・03点の2位に食い込んだ。

 SP首位のリウ(米国)が合計138・45点で優勝、同3位の吉田陽菜(はな、12=名東ク)は合計121・93点で3位となった。

 本田はSPで出来栄え点(GOE)が減点となった冒頭の3回転ルッツ-2回転トーループで1・18点の加点を導く好ジャンプ。ダブルアクセル(2回転半)-3回転トーループの2連続ジャンプを決めるなど、非凡な才能を大舞台で発揮した。首位を守ったリウはノービスのカテゴリーでトリプルアクセル(3回転半)-2回転トーループを決め、GOEで0・53点の加点を導くなどハイレベルな争いとなった。

 本田は4月4日で11歳の誕生日を迎えており、小5ではあるが、今季からノービスA(6月30日時点で11~12歳)に戦いの舞台を移した。日本では小6、中1の選手もこのカテゴリーに属す環境となるが、将来への期待が膨らむ国際大会デビューとなった。