競泳日本代表が4日、都内でパンパシフィック選手権(9日開幕、東京辰巳国際水泳場)の壮行会を行った。

 男子主将の萩野、女子主将の大橋ら代表41人が勢ぞろい。女子の池江璃花子(18=ルネサンス亀戸)は、江戸切子の細工が施されたメダルを見て「日本っぽいです。もっと見たいし、触りたいので自分で取りたい。やるべきことをやって、いい色のメダルを取りたい」。本職の100メートルバタフライで6月に出した日本記録56秒23は、今季世界ランク1位。大会の目標を書く色紙には「世界のトビウオ」と記した。「トビウオが水面を飛んでいる時は、バタフライみたい。トビウオになりたい」。表彰台に立てば、池江にとって主要国際大会初メダルになる。