世界ランク23位の錦織圭(28=日清食品)は、2回戦で元同3位で現在は同151位のスタン・バブリンカ(33=スイス)に4-6、4-6でストレート負けした。

 第1セットは第4ゲームをブレークして幸先のいい立ち上がりだったが、徐々にミスが減りサーブとストロークに威力が出てきたバブリンカに優位に立たれ、第7、第9ゲームをブレークされ第1セットを奪われた。第2セットもバブリンカの勢いは続き、第1セットをラブゲームでブレークされ、第1セットから7ゲームを連取された。第7ゲームでは2度のブレークピンチをしのぎ、第9ゲームでも2度のマッチポイントを握られながらこれも逃れる粘りを見せたが、サービング・フォー・ザ・マッチの第10ゲームはラブゲームでキープされ、2回戦で敗退。27日に開幕する全米オープンへ不安を残した。