世界ランキング7位の大坂なおみ(20=日清食品)が日本人女子初の年間ツアー3勝に王手を懸けた。

準決勝で同37位カミラ・ジョルジ(26=イタリア)を6-2、6-3のストレートで下し、準優勝した16年以来2年ぶりに決勝に進出した。

あす行われる決勝では同8位のカロリナ・プリスコバ(26=チェコ)と対戦する。プリスコバは同45位のドナ・ベキッチ(22=クロアチア)を6-2、4-6、6-3で下したが、試合時間は2時間4分で3試合連続のフルセットマッチとなった。

日本人女子ではこれまで伊達公子、杉山愛が2度ずつ年間2勝を挙げており、大坂も今年、BNPパリバ・オープンと全米オープンの2勝を挙げている。

またこの大会では95年に伊達が優勝しており、大坂が勝てば23年ぶりの日本人選手の制覇となる。