レバンガ北海道(東地区)は大阪エヴェッサ(西地区)に68-74で敗れ、開幕戦を勝利で飾れなかった。07年から続く北海道勢のリーグ開幕戦連敗は12となった。8月に就任したジョゼ・ネト監督(47)の初陣だったが、鬼門突破とはならなかった。

第1クオーター(Q)を12-16と先行されると、第2Q終了までに25-36と差を広げられた。第3、4Qにはマーク・トラソリーニ(28)、デイビッド・ドブラス(37)ら外国籍選手が得点を重ね、終盤には2点差まで詰め寄ったが、力尽きた。

ジョゼ・ネト監督(47)は「自分たちがやりたいバスケが今日はできなかった。試合を通して大阪に支配されていた」と話した。今季新加入でこの日チーム最多タイの23得点を挙げたデイビッド・ドブラス(37)は「ポジティブな面を挙げると最後までチームとして諦めなかった。しっかり切りかえて、明日(7日=対大阪)は観客と勝って笑顔で終わりたい」と話した。

この日は9月6日に発生した北海道胆振東部地震発生から1カ月。試合開始前には両チームの選手が約20秒の黙とうがささげた。